お肌の変化の一因は、細胞の老化があります。私たちは約60兆個の細胞から成り立っています。
細胞の中にあるミトコンドリアは、体内のエネルギーを作り出す役割があります。ミトコンドリアは、ターンオーバーやコラーゲン線維を作るエネルギーを発生させ、このエネルギーをATP(アデノシン三リン酸)といいます。
しかし加齢によりミトコンドリアは減少や活動低下してしまいます。生きるためのエネルギーであるATPの生産は減少し、老化のスピードアップにつながります。
ミトコンドリアの原料は、脂肪や糖、酸素。これらを使ってATPを作り出します。しかし、酸素を使ってエネルギーを作り出す代償として活性酸素が発生し、活性酸素よる酸化が起こります。
ミトコンドリアは活性酸素の影響を受けやすく、ミトコンドリアに活性酸素が増えると、細胞分裂やコラーゲン線維など肌の若さを保つために必要なエネルギーが減ってしまいます。
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