気候がよくなり、気持ちのいいお天気が続きますが、今年は新型コロナウイルスの影響で自粛·ステイホームといつもとは違った日々ですね。みなさまもご自愛ください!
今回も「乾燥」についてです。
潤いのあるお肌の表面は、弱酸性に保たれ、健康な皮脂膜を形成します。雑菌や病原菌の発生を防ぐとともに、肌内部の水分の蒸発を防ぎ、紫外線などの刺激からお肌を守ることができるつまり、皮膚のバリア機能が正常に機能しています。
この皮膚のバリア機能を低下させる原因の一つが、多くの市販の化粧品に含まれる合成の界面活性剤です。
合成界面活性剤によって乾燥が加速するのは、油汚れだけでなく細胞間脂質(セラミド)など皮膚の保湿成分まで溶かし、角質層のバリア機能を低下させていくのです。
健康なお肌は、角質層にある天然保湿成分(NMF)とセラミドを主成分とする細胞間脂質の2重膜がきれいに並び、皮膚内部の水分が蒸発するを防いでいます。
化粧品選びの際、合成界面活性剤ではなく植物性由来のものを選ぶなど少し気にしてみてくださいね。
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