お肌と月経周期との関係をみてみましょう。
○月経開始の週~排卵前の週
肌が比較的安定している時期。にきびもできにくく、お肌の調子がよいときです。
排卵前の週の「卵胞期」は、基礎体温が低温期にあり、エストロゲンの量が相対的に高く、心身がもっとも落ち着いています。ハリやツヤがあり、お肌の状態は絶好調な時期になります。
○排卵後の週~月経前の週
お肌が比較的不安定な時期。肌あれしやすく、ほてりを感じるなどトラブルが起こりやすくなります。
排卵後の週「黄体期」は、通常、弱酸性にある肌表面が中性からアルカリ性へと傾き、さまざまな肌トラブルが現れます。
ホルモンの影響でシミができやすく、血行不良でくすみやむくみやすくなります。基礎体温が高温期に入り、女性ホルモンのプロゲステロン量が増え、眠気が強くなります。また疲れやすい、イライラするなど、心身もあまりよい状態ではなく、むくみや便秘といったことが起きやすくなります。PMS症状(月経前緊張症候群)出る場合もあります。
※PMS(月経前緊張症候群):月経前にみられるむくみや頭痛、イライラ、眠気、だるさといった症状が複合的に現れます。
お肌が敏感になりがちなので、いつもと違うケアや化粧品を試すのにはあまり適していない時期なので、できるだけお肌に負担をかけないように過ごしてみましょう。
お肌も、時期によって好調・不調の波があります。それぞれの状態にあったお手入れの方法をしていきましょう!
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