女性が持つお肌の悩みの常に上位にいる「シミ」
ホワイリスはこの「シミ」の出来るメカニズムのすべての段階に働きかけていまある「シミ」も、これから出来るだろう「シミ」にも悩まされないお肌づくりをサポートするために生まれました。
では、「シミ」のできるメカニズムには一体どんなものがあるかみてみましょう。
シミのできるメカニズム
ご存じのように「シミ」は紫外線を浴びて肌がダメージを受けることでできてしまいます。
紫外線を浴びてから肌に「シミ」が出来るまでは次のような段階を経ることになります。
「シミ」がお肌に現れるまでには実は多くの段階を経ないといけなく、お肌が元気であればたとえメラニンが生成されても上手に体外に排出され健康なお肌を維持することができます。
年齢を重ねお肌の活力が低下したり、ダメージを回復できないほど紫外線を浴びると排出がうまく行かずに「シミ」が出来てしまいます。
言葉だけでは分かりづらいので図をご覧ください。
図1. 太陽光が肌に与える影響
図2. メラニンの生成から表皮細胞に受け渡されるまで
ホワイリスの美白戦略
ホワイリスは「シミ」のできるメカニズムのすべての段階に働きかけるために各段階でどのような対策をたてたのか段階を追ってご説明します。
1.紫外線が肌に侵入
紫外線には光の波長別にUV-A、UV-B、UV-Cの3つに分けられます。UV-Cはオゾン層に吸収されるのでお肌に関係するのはUV-AとUV-Bになります。
紫外線は目に見えない光ですが、目に見える光の中にブルーライトという波長の光があります。
紫外線とブルーライト
可視光線の中ではもっとも波長が短く、強いエネルギーを持っています。このブルーライトはもちろん太陽光にも含まれますが、パソコンやスマホのLEDディスプレイやLED照明などに多く含まれています。恐らく目にダメージを与えるというのでメガネやフィルムが販売されているのでそちらをご存じの方のほうが多いのではないでしょうか。
ブルーライトの含まれる光源
UV-Aは真皮まで到達し、UV-Bは表皮までしか届きません。また、ブルーライトもほぼUV-Aと同じくらいまで肌の奥深くに到達します。
UV-Aやブルーライトはすぐに肌への影響はありませんが、肌細胞を支える真皮へダメージを与えるため、シワやたるみの原因になります。
UV-Bは肌の表面へ作用し、急激に浴びると炎症を引き起こします。海水浴へいくと真っ赤になるのはUV-Bのせいです。このUV-Bは浴びることでメラニンの生成を促すため、シミとなるメラニンの生成を引き起こすのはUV-Bの方になります。
ホワイリスの戦略紫外線の肌への侵入を防ぐには物理的に肌を覆うか紫外線のない場所へ行くしかありません。
ですが、ブルーライトは室内照明からも浴びてしまいますし、パソコンやスマホのない生活を送るのは現代社会では難しく、普通に生活していて浴びないわけにはいきません。
そこでサンケアミルクには安全性の高い紫外線吸収剤や紫外線散乱効果の高い成分、肌のバリア機能を高める成分を配合しました。
2.紫外線による炎症が起きる
UV-BはUV-Aに比べて持っているエネルギー量が強いので、季節や時間にもよりますが一定時間以上浴びると炎症を引き起こします。
炎症が進むと肌が熱っぽくなったり、真っ赤になったり、ひどくなると水膨れになったりします。
ホワイリスの戦略抗炎症作用のある成分を配合します。
また、紫外線からの刺激だけでなく配合する有効成分による刺激を和らげるための成分も配合します。
3.活性酸素が発生
活性酸素は実は何もしなくても息をしているだけで発生しています。また、ストレス・飲酒やタバコ・激しい運動などでも発生しますが紫外線を浴びても発生します。
活性酸素は発生させるのはUV-Aの方です。活性酸素が発生するとコラーゲンやエラスチンを壊すため肌の弾力がなくなりシワやたるみを引き起こします。ブルーライトもUV-Aと同様の働きをします。
活性酸素はある程度の量であれば体内に入ってきたウイルスや細菌を攻撃して体を守ってくれる大事な物質なのですが、酸化力がとても高いため過剰に生成されると健康な細胞にダメージを与えてしまいます。
ホワイリスの戦略活性酸素が肌細胞を参加させるのを防ぐために抗酸化力の高い成分を配合します。
4.2と3によりメラニン生成のシグナル発生
UV-Aを浴びることで活性酸素が発生し、同時にUV-Bを浴びることで発生した活性酸素から肌細胞を守るためメラニンを発生させるためのシグナルが発生します。
このシグナルがメラノサイトを刺激することでメラニンが発生します。
ホワイリスの戦略メラニン生成シグナルがメラノサイトへ伝達するのを阻害する成分を配合します。
5.メラニン生成が止まらない
メラニン生成シグナルがメラノサイトを刺激すると、メラノサイトの中でチロシナーゼという酵素が生成・活性化されます。
活性化したチロシナーゼはメラノサイトの中にあるチロシンというアミノ酸を酸化させてドーパに、更にドーパにも作用してドーパキノンへと代謝されます。
活性化したチロシナーゼはこの2つの酸化を助ける働きをしています。
ホワイリスの戦略メラニンを生成するための酵素であるチロシナーゼを活性化させない(阻害)成分を配合します。
6.メラニンが大量に生成される
活性化したチロシナーゼによって代謝されたドーパキノンは酵素を必要としない物質で、自分で酸化してインドール化合物という物質になります。この化合物が酸化反応を繰り返す中でどんどん結合して高分子化することを酸化重合というのですが、インドール化合物が酸化重合することでメラニンが生成されます。
ホワイリスの戦略酸化重合して生成されたメラニンは真正メラニン(ユーメラニン)と呼ばれ黒い色をしています。
シミの色である黒色はメラニンの色なので、酸化重合をさせない(阻害)する成分を配合します。
7.メラニンが表皮細胞に受け渡される
メラニンはメラノサイトの中にあるメラノソームという細胞内器官で、メラニンはこのメラノソームの中でだけ生成されます。
メラノソームはメラニンの生成の程度によってステージ1~4に分けられ、ステージ4のメラノソームはメラニンが充満した状態で、この状態になったメラノソームはメラノサイトから表皮細胞の90%を占める表皮細胞へ送られ、皮膚の新陳代謝が進む中で表皮細胞が角質化して表皮の外側に移動して皮膚が黒く見えるようになります。
メラノソームの表皮細胞への受け渡しにはメラノソームの成熟する過程を1として大きく6つの段階を経て表皮細胞へ受け渡されます。
ホワイリスの戦略メラニンがケラチノサイトへ引き渡されるのを阻害する成分を配合します。
8.メラニンを含む細胞が角質細胞へ移動
メラノサイトから表皮細胞へ受け渡されたメラニンは、細胞の角化に伴って皮膚表面に押し上げられ、正常な皮膚であればそのまま垢として剥がれ落ちます。この過程をターンオーバーといいますが、シミがある部位ではこのターンオーバーによるメラニンの排出がうまくいかずに蓄積され続けるため皮膚が黒くなりシミとなります。
ホワイリスの戦略ターンオーバーを促進してメラニンを含む表皮細胞が正常に排出されるような成分を配合します。
9.蓄積したメラニンがシミとして現れる
UV-Bがメラニンを生成させるのでよりUV-Bの方が肌に悪いと思われるかもしれませんが、UV-Aは肌に吸収されると直接細胞のDNAに作用し損傷させる働きがあります。
DNAが損傷されると肌細胞が死んでしまったり、細胞の働きが悪くなってしまい、健康な肌を支える細胞がしっかり作れなくなったり、ターンオーバーが遅くなったりすることが知られています。
ただ、ダメージを受けた細胞も細胞本来が持つダメージ修復機能が働くことで正常な細胞を作ることが出来ているのですが、修復機能によって回復される以上のダメージを受けてしまうと次第にお肌は弱ってきてシミやしわといった様々な老化現象を引き起こしてしまいます。
ホワイリスの戦略紫外線によるDNAをダメージから保護したり、修復機能をサポートする成分や、肌のバリア機能を強化してくれる成分を配合します。
これらの成分の中には、ブルーライトにあたることでDNA修復機能をサポートする有効成分もあり、完全に避けることの難しいブルーライトを味方にすることができます。