お肌のバリア機能が低下することで引き起こされる炎症。
炎症が起こると、早く治そうとして毛細血管を拡張・亢進(血管が広がって常に活発な状態)させます。通常はお肌のトラブルが治まると炎症も治まります。しかし、お肌のトラブルを繰り返していると、皮膚の毛細血管の拡張が戻らなくなり、赤みが続くようになります。また、赤みのある肌では水分が蒸散しやすいとも言われています。
角質層は表皮の一番上部を覆う死んだ細胞で保湿成分を蓄え、水分が蒸発しないように保持しながら細菌や異物の侵入を防いでいます。このバリア機能も加齢により、必要なセラミドなどの脂質が作られなくなりお肌の水分が蒸発し、乾燥を起こします。加齢とともにバリア機能が弱まるイコール異物による炎症が起こりやすくなった状態なのです。
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